スカルプDの全成分を調べてわかった驚きの事実

スカルプDは、お医者さんと170万人の臨床データから生まれたスカルプシャンプーなので、当然その成分にもこだわりがあると思っていました。

実際、配合成分も53種類と、ボトルの裏面を見ると、今まで見たことないような小さな字でびっしりと成分名が書いてあり、ぱっと見だけは、「これだけ成分が入っていると高いのもわかるし、髪にも聞きそうなのかなぁ」と思うわけですが、実際調べてみると、この53種類のうち、髪が生えたり、育てたりする成分はひとつもはいっていなかったのです。

ひとつひとつ調べてみると、ほとんどが今ある髪の毛だけに作用する成分

では、具体的にスカルプDにはどんな成分がはいっているのか、今発売されている13代目のスカルプDと12代目のスカルプDの全成分一覧をボトルから書き写してみて、さらにスカルプDの公式ページには全成分の配合目的もご丁寧にかかれていたので、それと照らし合わせてどういう配合になっているのかを調べてみました。

スカルプD
12代目(ドライ)
スカルプD
13代目(ドライ)
ふけ・かゆみを防ぐ ピロクトンオラミン (有効成分
肌荒れ防止 グリチルリチン酸2K (有効成分
肌荒れ防止 アラントイン (有効成分
すこやかに保つ 豆乳発酵液
すこやかに保つ クロレラエキス  
すこやかに保つ セイヨウトコニワエキス  
洗浄剤 スルホコハク酸ラウリル二ナトリウム  
洗浄剤 脂肪酸(12-14)アシルアスパラギン酸ナトリウム液  
洗浄剤 アルキル(8~16)グルコシド
洗浄剤 加水分解ケラチン液
洗浄剤 ラウリン酸アミドプロピルベタイン液  
洗浄剤 加水分解コラーゲン・樹脂酸縮合物・アミノメチルプロパンジオール液  
洗浄剤 モノラウリン酸ポリグリセリル
ハリ・コシを与える N‐ヤシ油脂肪酸アシル‐L‐アルギニンエチル・DL‐ピロリドンカルボン酸塩
ハリ・コシを与える グリセリル‐N‐(2‐メタクリロイルオキシエチル)カルバメート・メタクリル酸ステアリル共重合体
洗浄剤 N‐ヤシ油脂肪酸アシル‐L‐グルタミン酸トリエタノールアミン液
ハリ・コシを与える 塩化O‐[2‐ヒドロキシ‐3‐(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロース
洗浄剤 塩化ジアルキル(14~18)ジメチルアンモニウム  
洗浄剤 エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム(2)  
洗浄剤 ラウロイルメチル‐β‐アラニンナトリウム液
洗浄剤 ヤシ油脂肪酸加分解ケラチンカリウム液  
洗浄剤 グリセリル-N-(2-メタクリロイルオキシエチル)カルバメート・メタクリル酸ステアリル共重合体  
洗浄剤 ヒドロキシエタンジホスホン酸液  
すこやかに保つ シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール
すこやかに保つ ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム液
すこやかに保つ ニンジンエキス
すこやかに保つ カッコンエキス
すこやかに保つ バンジロウ葉エキス
すこやかに保つ ホウセンカエキス
すこやかに保つ イリス根エキス
すこやかに保つ チンピエキス
すこやかに保つ N−オクタノイルグリシン  
すこやかに保つ ヒドロキシステアリルフィトスフィンゴシン
すこやかに保つ アロエエキス(2)  
すこやかに保つ オリーブ油脂肪酸セトステアリル・オリーブ油脂肪酸ソルビット混合物
すこやかに保つ 水溶性ツボクサエキス  
すこやかに保つ N‐ステアロイルジヒドロスフィンゴシン
すこやかに保つ N‐ステアロイルフィトスフィンゴシン
すこやかに保つ ヘチマエキス(1)  
すこやかに保つ アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム  
すこやかに保つ アルテロモナス発酵エキス
すこやかに保つ フィトステロール  
ハリ・コシを与える ヒドロキシプロピルキトサン液  
保湿 1,2‐ペンタンジオール
保湿 N‐オクタノイルグリシン  
保湿 フィトスフィンゴシン  
すこやかに保つ 党参抽出物加水分解液
すこやかに保つ 水素添加大豆リン脂質  
すこやかに保つ クリサンテルムインディクム抽出液  
すこやかに保つ ローヤルゼリー発酵液  
すこやかに保つ 酵母エキス-3  
すこやかに保つ DL‐ピロリドンカルボン酸ナトリウム  
保湿 グリセリンモノ2-エチルヘキシルエーテル  
保湿 ヒアルロン酸ナトリウム(2)  
精油 ユーカリ油
精油 ローマカミツレ油
精油 オレンジ油
精油 ラベンダー油
精油 セージ油
保湿 1,3-ブチレングリコール  
保湿 1,3-ブチレングリコールグリセリンモノ2‐エチルヘキシルエーテル  
保湿 ジプロピレングリコール
保湿 プロピレングリコール  
保湿 コレステロール  
保湿 イノシット  
保湿 濃グリセリン
清涼剤 ゲラニオール変性アルコール  
清涼剤 無水エタノール
清涼剤 エタノール
キレート剤 ヒドロキシエタンジホスホン酸液  
粘度調整剤 粘度調整剤
pH調整剤 pH調整剤
57 53

それぞれ合計すると、12代目の57種類から13代目は53種類へ減っていました。リニューアルしたら成分が増えそうなものですが、逆に成分数が減っているんですね。

ただし、その内訳をみてみると、まず、約半分くらいは、髪を洗浄剤やアルコールや液体を作る上での添加物で占められています。まぁこれはもともとシャンプーですから入っていても別に不思議ではありません。

問題はここから。まず一番上にあるピロクトンオラミン などの有効成分と書かれている3種類。有効成分と聞いただけで即髪が生えそうな印象さえもってしまいますが、実はこれらは髪が生えるという意味での「有効」ではなく、ふけやかゆみを防いだり、肌荒れを防止する意味での「有効」なのだそうです。ここからしてすでにまぎわらしいですね。。

次に目を引くのが「すこやかに保つ」目的で配合されている20種類ほどの成分。これが髪の育毛や発毛に関係しているのでは?と思ったりするのですが、これも大間違い。「すこやかに保つ」というのは、あくまで今生えている髪の毛に対してすこやかを維持するためのもので、なにも髪が生えるとか、より成長するために配合されているものではないようですね。。

「ハリ・コシを与える」というのも同様で、今ある髪の毛のハリやコシが良くなるだけで、見かけ上は髪が健康になりそうではありますが、かといって実質的にはなにも増えているわけではありません。

「保湿」に至っては、髪の毛ではなく、頭皮を保湿するためのもので、まあ潤いがあったほうがないよりましですが、直接髪が生える効果があるかといわれれば、ないとしかいいようがない成分構成ですね。。

精油とかは、はっきりいって香り付けのためにはいっているだけなんじゃないか?と勘ぐりたくなりますが、ともかくスカルプDの成分構成を見る限り、直接的に発毛や育毛に繋がる成分は何一つ入っていなかった…というのが結論でした。。

なぜ、成分的に髪が生えそうに見えてしまうのか?

実際にくわしく調べてみると、成分的に発毛や、育毛に繋がる配合ではないのに、なぜ見かけでは、髪が生えそうなシャンプーとみえてしまうのか?

それは、実際の医薬品上で許される表現と、私たちが世間一般で理解できる言葉の表現とのギャップであると思います。

この医薬品の表現についていろいろ調べてみたのですが、薬機法という法律で、表現の方法がしっかりと決まっているのだそうです。

私が最初思ったように、毛のないところに毛を生やす効果を想定しているのは「発毛剤」と呼ばれるもののみに許された表現。事実上医薬品であるリアップのみしか許されていないそうです。

毛のないところに生えないけれど、今生えている髪を成長させたり予防的な効果があるというのであれば、育毛、薄毛予防、脱毛予防、発毛促進、養毛といった表現が該当するのだそうです。

「発毛促進」は育毛トニックスカルプDジェットに書かれていたことなので、これも別に毛が生えるわけではなく、今ある髪の毛を成長させる程度のものだったのですね;;。

発毛にしろ、育毛にしろ、髪をすこやかに保つにしろ、素人からみれば、どれも同じように「髪が生えるのかな~」と思ってしまいそうです。

けれど、実際は細かな言葉の使い分けによって、効果の限定範囲が国によって決められているというのもオドロキです。。

この知識を知った上でスカルプDの公式サイトを見てみると…、うん、確かに「発毛」とはひとことも書いていない(笑)

「しっかり根付く頭皮」とか、「髪のボリュームがアップ」とか微妙な表現こそありますが、直接的に「髪が生える」「髪が増える」なんてことは書いてないですものね…。

もしかしてこのあいまいな表現を見て私含めスカルプDユーザーは「髪が生えるかも…」と勝手に想像をしていただけなのかもしれません(笑

スカルプDに限らず、薄毛対策のアイテムを選ぶ時には、広告などにしっかりと「発毛する」と直接的に書かれているものだけを信用するしかなさそうですね…。

次にわたしが興味を持ったのは、そもそも薄毛の大きな原因になっている「男性型脱毛症」は具体的にどんな症状なのか?ということ。日本人のほとんどの原因となっているということですし、一体自分がどんな状態だったら男性型脱毛症なのか、その見分け方を調べてみることにしました。

次は→男性型脱毛症の傾向を自分で見分ける4つのポイント